霊隠寺を代表して、三人の法師が「2014年度漢伝仏教講経交流会・杭州地域予選会」に出場

 杭州に在住する仏教僧が日頃、経典を正しく学び、経典を深く検討し、経典をより広く宣伝して、その説法のレベルを高めることを目的とし、同時に、全国「2014年度漢伝仏教講経交流会」に参加する選手を選抜するために、2014年8月25日、杭州仏教協会の主催による「2014年度漢伝仏教講経交流会・杭州地域予選会」が杭州佛学院のニューキャンパスにおいて行われた。杭州市の各区、県(市)の寺院及び杭州佛学院から集った若い法師15人が講壇に経ち、説法を競い合った。霊隠寺からは常法法師、慧澄法師、智偉法師の三人の代表がこの予選会に出場した

 今度の予選会では、杭州市仏教協会副会長の月真法師が司会を務め、杭州市民族宗教事務局の胡勝軍処長、浄慈寺監院の戒清法師、永副寺監院の念順法師、杭州佛学院副院長の剛曉法師と慧仁法師、法鏡寺監院の智儀法師が審査員として審査にあたった。

 15人の参加者は「清浄・調和」というテーマで、それぞれ『心経』『金剛経』『阿弥陀経』『行願品』『普門品』『薬師経』など十六の経典を引用しながら説法の能力を披露し、それぞれ審査員の高い評価と聴講者の喝采を博した。

 法師たちの説法は条理明晰で、捉え方も鋭く、深遠な経典の道理が現実の生活と乖離せず密接に結び付いていた。聞き入る聴講者たちもみな心から悦び、法を歓喜していた。

選手の説法に真剣に聞き入る審査員たち

説法する霊隠寺のそれぞれ常法法師、慧澄法師、智偉法師

「2014年度漢伝仏教講経交流会・杭州地域予選会」の会場風景